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塩麹はダイエットに効果があるのか?

この頃、塩麹のブームに乗ってというか、便乗して『塩麹ダイエット』なるものが、

本またはネットで流行っています。

僕もブログで塩麹の作り方とか、高血圧との関係ですとか、いろいろ書いていますが、

塩麹でダイエットまでは思い浮かばなかったなあ。

が、はたして本当に塩麹はダイエットに効果があるのでしょうか?

塩麹でダイエットができる理由として挙げられているのが、

〇 塩麹に含まれているカルシウム・ビタミンB群の働きで、新陳代謝を高め、余分な糖質・脂質を燃焼させ、老廃棄物を体外に出してくれる。

疲労回復に効果がある。

〇 塩麹に多く含まれる酵母菌・乳酸菌の働きで、腸内の悪玉コレステロールを減らし、

腸内環境を整えてくれる。

便秘解消に効果がある。お肌のトラブルの予防に良い。

だいたい大まかにこのようなことが述べられています。

では、塩麹の中にカルシウム・ビタミンB群はどのくらい入っているのでしょうか?

調べてみると塩麹の量に対し、カルシウムは0.001パーセント、ビタミンB群は0.0001パーセントしか含まれていません。

これはもう入っていないといった方が良いくらいの量ではないでしょうか。

また酵母菌・乳酸菌は熱に弱く、肉類などをフライパンで炒めたり、鍋で煮たりした場合、

すでに口に入る前にほとんどなくなってしまうのではないでしょうか。

それに乳酸菌は胃酸で死滅してしまい、ほとんど腸まで届かないと言われています。

こういうことから僕が考えるに、塩麹でダイエットするというのには無理があるのではないでしょうか。

中には、麹が胃の中で膨らみ満腹感を感じ、普段より食事の量が少なくて済むのでダイエットに効果があるという人もいますが、

大体にして、塩麹は調味料として使うのであって、その量はほんの少しです。

胃に満腹感を得るほど塩麹を取ったら、ダイエットどころか、高血圧になってしまいます。

以上は僕の考えであって、塩麹の他の要因でダイエットに効果があるのかもしれません。

ただ、塩麹を使いすぎて高血圧になることのないよう、くれぐれも塩分の取りすぎには注意したいものです。

ちなみに、一日の塩分摂取量は、健康な人で9gが適正だと厚生労働省では公表しています。

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