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副交感神経に働くGABA(ギャバ)を考える [健康長寿]

交感神経よりも副交感神経を優位にすることは、血管を拡張し血圧を下げる、ストレスを軽減しリラックス効果をもたらす、ためにも重要なことです。

この副交感神経を優位にする、抑制性の働きがある神経伝達物質にアミノ酸の一種であるGABA(ギャバ)という物質があります。

GABAは脳内で生成され、多ければ多いほど副交感神経優位の状態を作ることができます。

GABA(ギャバ)を含有してる食品もたくさんあります。

じゃがいも・トマト・かぼちゃなどに多く含まれており、100g中約60mg程度含有されています。

GABA入りチョコレートも販売されています。
GABA.jpg

それじゃあ、こういったGABAを多く含んだ食品を食べれば、副交感神経を刺激し健康にも良いのでは、と考えを及ぼすのですが。

実際、GABA(ギャバ)のサプリメントも販売されています。

しかし、GABAは経口摂取しても効果がないのです。

GABA(ギャバ)の分子量は約6万と非常に大きく、経口摂取しても腸で消化・吸収することができないのです。
(腸で消化・吸収できる分子量は1000以下だからです。)

確かに、脳内のGABA(ギャバ)の生成を促す薬もあります。

それはあくまで薬であって、病気でもないのに服用すると弊害が生じます。

GABA(ギャバ)は睡眠中に脳内で生成されるので、GABAを多くする、不足しないようにするためには、十分な睡眠をとることが一番重要なことなのです。

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