味噌汁の中に、温州みかんが入っている?
僕の食卓にいつも出てくる味噌汁の中には、温州みかんが入っています。
こういうと、マジか?と思う人も多いと思います。
(温州みかんとは、一般的に国内で店頭に並んでいるミカンの正式名称で、決してみかんの中の1種類ということではありません。)
実は、これは例えた言い方で、言い方を変えれば、
味噌汁の中に、温州みかんと同等の栄養成分を持つ具材が入っているということです。
その温州みかんと同等の栄養成分を持つ具材とは、
ずばりジャガイモです。
温州みかんとジャガイモの栄養成分がどのくらい似かよっているか、比較してみます。
可食部100g当たり
温州みかん ジャガイモ
エネルギー 46kcal 76kcal
たんぱく質 0.7g 1.6g
脂質 0.1g 0.1g
炭水化物 12.g 17.6g
(食物繊維) 1.0g 1.3g
ナトリウム 1.0mg 1.0mg
カリウム 150mg 410mg
カルシウム 21mg 3mg
マグネシウム 11mg 20mg
鉄 0.2mg 0.4mg
ビタミンB1 0.1mg 0.09mg
ビタミンB2 0.03mg 0.03mg
ナイアシン 0.3mg 1.3mg
ビタミンB6 0.06mg 0.18mg
ビタミンC 32mg 35mg
これを見ても分かるように、温州みかんとジャガイモの栄養成分は、ほぼ同じと言っても過言ではないくらい似ています。
驚くべきことは、
みかんの栄養素の代名詞となっているビタミンCが、
ジャガイモにはそれ以上に含まれているということです。
食物繊維もカリウムまた、ジャガイモの方が含有量が上回っています。
これはもはや、ジャガイモ入りの味噌汁には、温州みかんが入っていると言っても決して過言ではないでしょう。
・食物繊維は、糖質の吸収を穏やかにし、便秘の解消に欠かせない成分です。
・カリウムは血液中の塩分の排出に欠かせない栄養素で、高血圧・脳卒中の予防に役立ちます。
・ビタミンCは、悪玉コレステロールを減少させたり、免疫力の向上にも役立ち、風邪の予防や美容にも効果があります。
また、ジャガイモを味噌汁に入れると、ジャガイモに含まれているアミラーゼという酵素が、熱しられることによって、ジャガイモのでんぷんを分解して糖に変えるため、味噌汁自体が甘くて美味しくなります。
僕は改めて、味噌汁に入っているジャガイモの重要性を認識しました 。
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