ニンニクは血液を薄くする [高血圧]
ニンニクは血液を薄くする、というよりも、ニンニクは血液をサラサラにすると言った方が分かり易いと思います。
血液がサラサラの状態、の反対は、血液がドロドロの状態と言えます。
血液がドロドロになるとは、血液が流れにくくなっている状態と言っていいでしょう。
その要因としては、食生活・生活習慣等から様々なことが考えられます。
その原因の一つに、肉類、また脂っこい物を食べると、血液中の悪玉コレステロール・中性脂肪が増えて血液が流れにくくなってしまうことがあります。
これは、肉類・脂っこい物を食べると間違いなく起こる現象です。
ここで、ニンニクが登場することになります。
ニンニクには、この血液中の悪玉コレステロールを減少させる効果があるのです。
ニンニクに含まれる刺激臭の元になるイオウ化合物の「ジアリルジスルフィド」や「ジアリルトリスルフィド」は、コレステロールの合成を抑制する働きがあり、そのおかげで血液中のコレステロールが減少するのです。
アメリカ。カリフォルニア州にあるロマンダ大学医学部のんにくの世界的な権威、ベンジャミン・ラウらのグループは、にんにくを4〜6ヵ月食べることで、体内の悪玉コレステロールの酸化物(過酸化脂質)が約30%減少したと発表しています。
タマネギの辛味成分もイオウ化合物であり、ニンニクと同様に悪玉コレステロールを減少させる効果があり、血液をサラサラにする働きがあります。
肉類・脂っこい物を食べるときは、ニンニクやタマネギも一緒に摂るよう心掛けることが必要だと思います。
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