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舞茸(マイタケ)を食べ、糖尿病・動脈硬化を予防しよう [糖尿病予防]

今日、近くのスーパーで1パック158円の舞茸(マイタケ)を買ってきました。
すぐ調理できるようカットされた新潟県産のマイタケです。それがこれです。
まいたけ.jpg
マイタケはキノコ類の中でもひときは食物繊維が豊富で、この1パック100g全部食べても18kcalしかないヘルシーな食材です。
そしてこのマイタケは、糖尿病・動脈硬化の予防にかなりの効果が期待できるのです。
それはマイタケにしか入っていないX-フラクションという成分によるものです。
X-フラクションは多糖類のグルカンの一種です。

X-フラクションの働きはというと、

①すい臓から分泌されるインスリンの働きを助け、血液中のブドウ糖を細胞内に取り込みます。
これは血糖値を下げる意味でもとても重要なことです。
動物実験でも、マイタケを食べさせると血糖値が徐々に下がってくることが確かめられています。

②血液中のコレステロールを作る酵素の働きを妨害したり、悪玉コレステロールを分解し体外に排出します。
1995年頃神戸薬科大学の難波教授は、マイタケの水溶液に豚肉の脂身を入れておくと、脂身がドロドロに溶けることから、マイタケに脂肪を分解する働きがあることを発見しました。
この働きこそがX-フラクションによるものです。

上記のX-フラクションの効果に加え、マイタケは糖質を分解するナイアシンを100g中9mgも含んでいることから、
マイタケを食べることは糖尿病・動脈硬化に絶大な効果が期待できると言えるでしょう。
ただしこの効果を得るには、マイタケを毎日30~50g食べ続ける必要があるといわれています。

追記
マイタケのX-フラクションの効果を得るため料理の際の注意点としては、

・X-フラクションは水溶性ですぐ水に溶けるため、料理する時は水洗いをしないこと。
(現在スーパー等で売られているマイタケはほとんどが無菌栽培なので洗わなくても食べられます。)

・X-フラクションは130度以上の熱を加えると分解してしまうので、炒めたりする際はサッと炒めるようにすること。

・煮たりした場合、煮汁にX-フラクションが溶け出しているため、煮汁も飲むようにすること。

マイタケの味噌汁・炊き込みご飯が一番有効な料理だと思います。
鍋物にマイタケを使った時は、煮汁で雑炊を作って食べると効果を余さず得ることができます。

ちなみに今晩の我が家の夕飯は、マイタケを使った野菜炒めでした。


風邪・インフルエンザの予防に紅茶でうがいを

紅茶でうがいすることは風邪・インフルエンザの予防に効果があります。
もちろん紅茶を飲んでも効果はありますが、うがいをすることによって、紅茶の成分が鼻腔まで届くのでさらに効果が増すということです。

さてこの風邪・インフルエンザの予防に効果を発揮する紅茶の成分はというと、テアフラビンという成分です。
テアフラビンはカテキンが発酵してできるポリフェノールの一種です。
緑茶を揉んで発酵をうながしてできるのが紅茶です。
その発酵過程でカテキンも発酵して一部がテアフラビンに変わります。
(発酵といっても酸化発酵するということで、簡単にいうとカテキン同士が結びついてテアフラビンという物質になります。)
紅茶の赤い色はこのテアフラビンの色素によるものです。
(カテキンは無色ですがテアフラビンは赤い色をしています。)

このテアフラビンですが、強力な抗ウィルス作用があり、風邪・インフルエンザのウィルスを包みこんで、ウィルスが細胞に入れなくしてしまいます。
このことはウィルスに直接テアフラビンを注入した実験で数々証明されていますので間違いないことです。
もちろん新型インフルエンザにも効力を発揮します。

紅茶一杯200mlに約20mgのテアフラビンが含まれていると思われます。
一日数回うがいをすることが風邪・インフルエンザを予防する上で効果的です。
紅茶を半分に薄めてうがいしても効果が期待できます。
また紅茶を抽出する時間を長くすればするほど紅茶の中のテアフラビンの量が増します。
いうなれば、紅茶でうがいするときは、濃いめに作り、お湯で半分に割って使うようにすれば効率的だということになります。

家族が風邪・インフルエンザにかかっているときなど、紅茶を飲み、紅茶でうがいをすることが感染防止に効果を発揮することでしょう。

追記
脂肪を燃焼させダイエットに効果があるということで、カテキンは良く知られていますが、実はこのテアフラビンは『スーパーカテキン』とも呼ばれていて、脂肪の吸収を抑制するのにカテキンの10倍くらいの効力があります。
紅茶を飲むことは風邪・インフルエンザもさることながら、肥満の予防にも最適だといえるでしょう。
このテアフラビンですが、カテキンと違って抽出するのが難しいためか?、恣意的にテアフラビンを多く含んだ飲料がペットボトル等で販売されていないのが現状のようです。

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