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風邪・インフルエンザの予防に紅茶でうがいを

紅茶でうがいすることは風邪・インフルエンザの予防に効果があります。
もちろん紅茶を飲んでも効果はありますが、うがいをすることによって、紅茶の成分が鼻腔まで届くのでさらに効果が増すということです。

さてこの風邪・インフルエンザの予防に効果を発揮する紅茶の成分はというと、テアフラビンという成分です。
テアフラビンはカテキンが発酵してできるポリフェノールの一種です。
緑茶を揉んで発酵をうながしてできるのが紅茶です。
その発酵過程でカテキンも発酵して一部がテアフラビンに変わります。
(発酵といっても酸化発酵するということで、簡単にいうとカテキン同士が結びついてテアフラビンという物質になります。)
紅茶の赤い色はこのテアフラビンの色素によるものです。
(カテキンは無色ですがテアフラビンは赤い色をしています。)

このテアフラビンですが、強力な抗ウィルス作用があり、風邪・インフルエンザのウィルスを包みこんで、ウィルスが細胞に入れなくしてしまいます。
このことはウィルスに直接テアフラビンを注入した実験で数々証明されていますので間違いないことです。
もちろん新型インフルエンザにも効力を発揮します。

紅茶一杯200mlに約20mgのテアフラビンが含まれていると思われます。
一日数回うがいをすることが風邪・インフルエンザを予防する上で効果的です。
紅茶を半分に薄めてうがいしても効果が期待できます。
また紅茶を抽出する時間を長くすればするほど紅茶の中のテアフラビンの量が増します。
いうなれば、紅茶でうがいするときは、濃いめに作り、お湯で半分に割って使うようにすれば効率的だということになります。

家族が風邪・インフルエンザにかかっているときなど、紅茶を飲み、紅茶でうがいをすることが感染防止に効果を発揮することでしょう。

追記
脂肪を燃焼させダイエットに効果があるということで、カテキンは良く知られていますが、実はこのテアフラビンは『スーパーカテキン』とも呼ばれていて、脂肪の吸収を抑制するのにカテキンの10倍くらいの効力があります。
紅茶を飲むことは風邪・インフルエンザもさることながら、肥満の予防にも最適だといえるでしょう。
このテアフラビンですが、カテキンと違って抽出するのが難しいためか?、恣意的にテアフラビンを多く含んだ飲料がペットボトル等で販売されていないのが現状のようです。
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