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糖尿病の予防に、血糖値が気になる方に。『プチ糖質制限食』って何? [糖尿病予防]

健康診断また血液検査で『ちょっと血糖値が高いですね。』と言われ、血糖値が気になり始めた方もいると思います。
そういう方に、糖尿病予防として、また少し血糖値を下げるためにも、
『プチ糖質制限食』はいかがでしょうか。

血糖値とは血液中のブドウ糖の濃度のことです。
血糖値が上がる原因は糖質にあります。

糖質は炭水化物から食物繊維を引いたものです。
炭水化物(糖質)を食べると、胃や腸で消化されブドウ糖として血液中に取り込まれます。
ですから炭水化物(糖質)を食べるとおのずから血糖値は上昇することになります。
言い換えれば、炭水化物(糖質)を取らなければ血糖値は上らないということです。

基本的にこの炭水化物(糖質)を多く含む主食(米飯・パン・麺類・イモ類など)の摂取を抑えるのが糖質制限食になりますが。
(朝食・夕食時に主食を抜いて昼食時は主食として玄米を少量食べるのが一般的です。)

実際問題、主食を抜いたにしても、汁物・野菜類にも糖質は入っているので、全く血糖値が上らないというのではなく、
主食を食べたと時と比べると、かなり血糖値の上昇を抑えることができ、血糖値の上昇も穏やかになるということです。

『プチ糖質制限食』とは、夕食時にだけ主食を抜くというものです。

僕なんか、夕食後はテレビを見て、お風呂に入り、後は寝るだけです。
夕食後に大量のエネルギーを必要とすることはありません。
夕食時に主食を取らなかったからといって、なんら健康上問題もありません。
まあ、ただ気分的に食事の満足感が得られなかったりすることもあるかもしれませんが。

ちょっと血糖値が気になっている方は、この『プチ糖質制限食』を試してみてはいかがでしょうか。
お腹回りをスッキリさせ、ダイエットしたい方にも最適な方法だと思います。

追記 肉や魚には糖質は含まれていません。
   満腹感を得るために、肉や魚を多めに食べても血糖値には影響ありません。

   なお、現在糖尿病で通院している方、薬を飲んでいる方は、
プチ糖質制限食といっても、医師に相談した上で行なうようにしてください。

糖尿病の予防に糖質0のビール・発泡酒を考える [糖尿病予防]

近頃は様々なメーカーから糖質0のビール・発泡酒が発売されるようになりました。
糖質0のビール:発泡酒も原料としては、大麦・麦芽・ホップに大豆またはコーンを使っています。
ビール・発泡酒はビール酵母の働きにより、原料をアルコール+水+二酸化炭素に分解しています。
普通は原料に含まれている糖質を完全に分解する前に発酵が止まってしまうため、ビール・発泡酒に糖質が
残ることになります。

糖質0のビール・発泡酒は製造過程でこの発酵:分解がさらに進むように工夫されて作られているため、糖質が0になるわけです。
(栄養表示基準で、飲料では100mL当りで糖質0.5g未満であれば「糖質ゼロ」と表示できるため、糖質0のビール・発泡酒といっても厳密に言えば少しは糖質を含んでいます。)

普通のビール・発泡酒は糖質を大体10~12gくらい含んでいて、カロリーは糖質とアルコールのカロリーを足して140~160キロカロリーくらいとなります。

それに対し糖質0のビール・発泡酒のカロリーは、ほとんどアルコールによるもので大体80~90キロカロリーくらいで、普通のビール・発泡酒の約半分強くらいです。

糖質0のビール・発泡酒を飲んでも糖質が0なので血液中にブドウ糖が吸収されませんので血糖値が上ることはありません。
糖尿病の予防には間違いなく糖質0のビール・発泡酒にした方が良いでしょう。
ただアルコールには食欲を増進させる働きがあるので、普段よりも多く食べてしまったり、つまみを取ってしまったりすると、結局、糖質の過剰摂取になり血糖値の急激な上昇にも繋がってしまうので、ビール・発泡酒を糖質0にした意味がなくなります。

追記 糖質0に限らず、ビール:発泡酒を飲むと、アルコールを肝臓で分解している間は肝臓からのブドウ糖の放出が抑えられるので、血糖値を下げる薬を服用している場合に低血糖を起こす可能性があると言われます。

糖尿病予防・改善に玄米食が良い理由は [糖尿病予防]

一般的に糖尿病の予防:改善に玄米食が良いと言われています。

米ハーバード大学の研究チームの20年以上の研究の結果、白米食は糖尿病にかかるリスクを高くし、玄米食は糖尿病にかかるリスクを低くするという報告から裏づけされていると思いますが。
GI値(血糖値の上がりやすさを示す数値)も白米80に対し、玄米50とされています。

ではなぜ白米食よりも玄米食の方が糖尿病の予防・改善、言い換えれば、血糖値の上昇を抑えられるのでしょうか。

白米と玄米を栄養成分で比較してみると、注目すべき2つの成分があります。
それは食物繊維とナイアシン(ビタミンの一種)です。

100g中食物繊維は、白米0.3gに対し玄米は1.4gと多くの食物繊維が入っています。
食物繊維は消化を遅らせ糖質の腸での吸収も穏やかにするため血糖値の急激な上昇を抑えることができます。

100g中ナイアシンは、白米0.2gに対し玄米は3gとかなり多く入っています。
ナイアシンはすい臓から分泌されるインスリンの働きを助け血糖値の上昇を抑えます。

このようにこの2つの栄養成分により、玄米食が白米食より血糖値の上昇を穏やかにし糖尿病の予防・改善に効果的だと言えるのだと思います。

この他にも玄米はビタミンとミネラルを豊富に含んでおり、白米よりは間違いなく健康に良い食べ物だと言えるでしょう。

追記 麦飯にも玄米と同じくらいの食物繊維・ナイアシンが含有されていて、糖尿病の予防。改善に効果が期待できます。


毎食ご飯を食べる必要があるのか?:糖尿病の改善を考える [糖尿病予防]

僕は毎回のように食事の際、ご飯を食べています。
パンはあまり好きじゃない、というよりもパンよりもご飯の方が好きなのでパンを口にすることは一ヶ月に一度あればいい方です。

そこでふと疑問に思ったのですが、こうも毎回ご飯また人によってはパンを食べる必要があるのでしょうか?

ご飯を食べるということは、ご飯の炭水化物(糖質)を腸内で分解してブドウ糖として血液中に吸収し、
すい臓からのインスリンの分泌によりブドウ糖をエネルギーに代え、運動・活動をするということです。
しかしエネルギーは何も炭水化物以外でもたんぱく質・脂肪からでも得ることはできます。
現に日本で稲作が始まったのが縄文・弥生時代からで、それまで日本人は動物・魚貝類、もちろん植物からもあったと思いますが、これらを食べて生活していたわけであって、現代のように多量に炭水化物(糖質)を摂っていたとは考えられません。
ちょっと乱暴な言い方になりますが、
炭水化物(糖質)はエネルギーを産み、余った分は脂肪として蓄えられるものであって、
決して体の組織を構成する役目はありません。
いうなれば炭水化物(糖質)は運動・活動して使う以外に使い道がないといっても過言ではありません。

なぜこういうことを書いたかというと、糖尿病の改善として真っ先にカロリー制限が挙げられますが、僕が思うに血糖値の上昇を抑制するには血液中へのブドウ糖の吸収を少なくする、また吸収しなければよいことであって、それにはカロリー制限よりも炭水化物(糖質)を制限すれば良いことだと思うからです。
たんぱく質・脂質には糖は含まれていません。ゆえにたんぱく質・脂質をいくら摂ったとしても血糖値が上ることがありません。

糖尿病の改善に、毎食ご飯またはパン(麺類も同様だと思います。)を食べるという固定概念をもう一度考え直してみてはいかがでしょうか?

納豆は血糖値の上昇を緩やかにする [糖尿病予防]

納豆というと、タンパク質が豊富であるというのが一番先に頭に浮かぶことだと思います。
しかし意外にも食物繊維も豊富に含んでいるのです。
納豆100g中約7gもの食物繊維が含有されています。
この量は大根・ニンジン・玉ねぎ・キャベツに含まれている食物繊維の量よりも多く、食物繊維が豊富な野菜として知られているゴボウ・ニンニクをも上回るくらいの量なのです。
食物繊維というと、野菜の筋のようなものを想像してしまうかもしれませんが、実際には「消化酵素によって分解されない成分」のことであり、豆類にも多く含まれています。

食物繊維は便通を良くする効果もあり、便秘解消には欠かすことのできない成分ですが、
その他に食事をした際の血糖値の上昇を緩やかにする働きもあります。

食物繊維は高い粘性があり、また吸着性もあるため、食べた物を長い時間胃や腸に留めて置くことができます。
このことにより炭水化物が分解されてできる糖もまた、腸で吸収されるまでにかかる時間が長くなり血糖値の急激な上昇を抑えることができるのです。
(食事をゆっくりと食べれば食べるほど、血糖値の上昇も緩やかになるのと同じ理屈です。)

食物繊維を多く含む納豆の血糖値上昇の抑制効果については、様々な研究・臨床データが報告されており確かなことです。
もしかすると納豆の食物繊維の働き以外に、納豆のネバネバも血糖値上昇の抑制に関係しているのかも知れません。

納豆かけご飯は、たんぱく質の摂取はもちろんのこと、ご飯を食べて上がる血糖値の上昇も穏やかになるので、糖尿病の予防、また改善には打って付けの食事だと思います。

舞茸(マイタケ)を食べ、糖尿病・動脈硬化を予防しよう [糖尿病予防]

今日、近くのスーパーで1パック158円の舞茸(マイタケ)を買ってきました。
すぐ調理できるようカットされた新潟県産のマイタケです。それがこれです。
まいたけ.jpg
マイタケはキノコ類の中でもひときは食物繊維が豊富で、この1パック100g全部食べても18kcalしかないヘルシーな食材です。
そしてこのマイタケは、糖尿病・動脈硬化の予防にかなりの効果が期待できるのです。
それはマイタケにしか入っていないX-フラクションという成分によるものです。
X-フラクションは多糖類のグルカンの一種です。

X-フラクションの働きはというと、

①すい臓から分泌されるインスリンの働きを助け、血液中のブドウ糖を細胞内に取り込みます。
これは血糖値を下げる意味でもとても重要なことです。
動物実験でも、マイタケを食べさせると血糖値が徐々に下がってくることが確かめられています。

②血液中のコレステロールを作る酵素の働きを妨害したり、悪玉コレステロールを分解し体外に排出します。
1995年頃神戸薬科大学の難波教授は、マイタケの水溶液に豚肉の脂身を入れておくと、脂身がドロドロに溶けることから、マイタケに脂肪を分解する働きがあることを発見しました。
この働きこそがX-フラクションによるものです。

上記のX-フラクションの効果に加え、マイタケは糖質を分解するナイアシンを100g中9mgも含んでいることから、
マイタケを食べることは糖尿病・動脈硬化に絶大な効果が期待できると言えるでしょう。
ただしこの効果を得るには、マイタケを毎日30~50g食べ続ける必要があるといわれています。

追記
マイタケのX-フラクションの効果を得るため料理の際の注意点としては、

・X-フラクションは水溶性ですぐ水に溶けるため、料理する時は水洗いをしないこと。
(現在スーパー等で売られているマイタケはほとんどが無菌栽培なので洗わなくても食べられます。)

・X-フラクションは130度以上の熱を加えると分解してしまうので、炒めたりする際はサッと炒めるようにすること。

・煮たりした場合、煮汁にX-フラクションが溶け出しているため、煮汁も飲むようにすること。

マイタケの味噌汁・炊き込みご飯が一番有効な料理だと思います。
鍋物にマイタケを使った時は、煮汁で雑炊を作って食べると効果を余さず得ることができます。

ちなみに今晩の我が家の夕飯は、マイタケを使った野菜炒めでした。


血糖値を下げる:刑務所のレシピ・生活から [糖尿病予防]

糖尿病を患っていて刑務所に入った受刑者の8割以上の人が、出所する頃には糖尿病が改善されているというデータがあります。
ではなぜ刑務所に入ると血糖値が下がり糖尿病が改善されるのでしょうか。
刑務所のレシピ・生活から考察してみたいと思います。

規則正しい生活
6時半に起床し朝食
お昼休みをはさんで8時~5時まで8時間労働
夕方6時に夕食を摂り、9時半に就寝

生活のリズムを規則正しくすることは生活習慣病を予防する上においても大変重要なことです
自律神経のバランスを崩すことがなく、各臓器の働きを最良に保つことができます。

お酒・タバコは飲めないし吸えません
お酒の中には糖質が含まれているものが多く、また飲むことによって多少なりとも自律神経に影響を与えますので、血糖値を下げる意味では決して良いものとはいえません。
タバコを吸うと血液の流れが悪くなりますので問題外です。

食物繊維の多い食事
(僕がいろいろ調べて考察した刑務所のごく一般的な食事を書いてみます。)

朝食 麦飯・味噌汁・納豆(豆腐・たまご)・漬物

昼食 麦飯(麺類)・スープ・サラダ

夕食 麦飯・味噌汁・焼き魚・野菜の煮物・漬物

主食に麦を使っていることからも解るとおり、食物繊維が豊富に入っています。
(食物繊維は糖の吸収を妨げたり遅らせてくれますので、血糖値が高い人は食事の際、食物繊維を多く含む野菜・キノコ類・海藻類から食べ始めることが大事だと思います。)
また揚げ物がないので摂取カロリーを低く抑えることができ、同時に血液中のコレステロール・中性脂肪を増やすことがありません。

甘いもの・お菓子類を食べることはありません
糖質・脂質だけでできているといっても過言ではない甘いもの・お菓子類を食べて、体に良いことなんて一つもないと僕は思うのですが。
まあ、ストレス解消に多少役に立つこともあるかもしれませんが。

こういう生活を毎日していたら、そりゃ血糖値を下げるばかりではなく、間違いなく健康な体になるのではないでしょうか。
規則正しい生活と食物繊維の多い食事を摂ることを信念を持って実行すれば、誰しも血糖値を下げることができると思います。
刑務所では強制的にそれをしますが、一般の人は自分の意思で行わなければなりませんが。

追記
刑務所にも週に一日は休日があります。
刑務所の麦飯は、白米7:麦3 の割合で作られています。
刑務所でも何かの際には、お菓子類を食べる機会があるそうです。

実際、僕は甘いものが大好きなのですが、『甘いもの→太る』という考えを常に頭の中にインプットしていたら自然に食べなくなりました。でもいつも甘いものを食べたいなあ、とは思っているのです。

糖尿病予防を考える『血糖値の急激な上昇を抑えるためには』~食事に気を付ける~ [糖尿病予防]

糖尿病予防を考える上で、血糖値を急激に上昇させないよう気を付けるということは非常に大事なことだと思います。
(血糖値が急激に上がるとすい臓からインシュリンが必要以上に大量に分泌され、果てはインシュリン不足やインシュリンが分泌されなくなってしまう恐れが出てきます。血糖値を緩やかに上昇させればインシュリンの量も少なくてすみます。)

それは血糖値を急激に上昇させないような食事をすることに尽きると思います。

ではどのような食事をすれば血糖値を急激に上げないですむのでしょうか。

① 血糖値の急激な上昇をもたらす食品は控える。

ご飯・餅・パン・うどん類・パスタなどになります。
こういう炭水化物を多く含んだ食品を食べると、約30分後には炭水化物が分解され血糖値が急激に上がります。

そうはいっても人はエネルギーを得ないことには生きていけないので、適度に食べるよう、過食はしないということになります。

 血糖値を緩やかに上げる食品を食べる。
野菜類 キャベツ・大根・ネギ・玉ねぎ・ほうれん草・小松菜・もやしなど(じゃが芋・ニンジンは含みません)

きのこ類 椎茸・なめこ・エノキなどなど

他に海藻類・大豆類・納豆・こんにゃく・酢も良いです。

③ 食事の際は血糖値を緩やかに上昇させる食材から先に食べる。
そうすることによって、血糖値を急激に上昇させる食材の消化の速度を遅くすることができ、結果血糖値の急上昇を抑えられます。

④ 食事に時間をかける。

食材を良く噛んでゆっくり食べることによって血糖値の上がり方を緩やかにします。

おおむねこういうことを気にかけて食事をすればよいと思います。

追記 血糖値の急激な上昇をもたらすものに、ソフトドリンク(ジュースなどの清涼飲料水)があります。
普通のソフトドリンクには多量の砂糖・糖分が含まれています。
ソフトドリンクの中には砂糖ゼロと表示されているものもありますが、よく成分を見てみると、ぶどう糖・ぶどう糖果糖・ぶどう糖果糖液糖のように表示されています。
これは糖分を含んでいるということであり、またぶどう糖は即効消化され血液中に取り込まれますので、間違いなく血糖値を急激に上昇させます。
もしソフトドリンクを飲むのであれば、カロリーオフ・カロリーゼロのものを飲んだ方が良いと思います。
(カロリーオフ・カロリーゼロといってもまったくカロリーがないというのではありませんが、糖分はは明らかに普通のソフトドリンクと比較にならないほど少ないです。)
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