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納豆は血糖値の上昇を緩やかにする [糖尿病予防]

納豆というと、タンパク質が豊富であるというのが一番先に頭に浮かぶことだと思います。
しかし意外にも食物繊維も豊富に含んでいるのです。
納豆100g中約7gもの食物繊維が含有されています。
この量は大根・ニンジン・玉ねぎ・キャベツに含まれている食物繊維の量よりも多く、食物繊維が豊富な野菜として知られているゴボウ・ニンニクをも上回るくらいの量なのです。
食物繊維というと、野菜の筋のようなものを想像してしまうかもしれませんが、実際には「消化酵素によって分解されない成分」のことであり、豆類にも多く含まれています。

食物繊維は便通を良くする効果もあり、便秘解消には欠かすことのできない成分ですが、
その他に食事をした際の血糖値の上昇を緩やかにする働きもあります。

食物繊維は高い粘性があり、また吸着性もあるため、食べた物を長い時間胃や腸に留めて置くことができます。
このことにより炭水化物が分解されてできる糖もまた、腸で吸収されるまでにかかる時間が長くなり血糖値の急激な上昇を抑えることができるのです。
(食事をゆっくりと食べれば食べるほど、血糖値の上昇も緩やかになるのと同じ理屈です。)

食物繊維を多く含む納豆の血糖値上昇の抑制効果については、様々な研究・臨床データが報告されており確かなことです。
もしかすると納豆の食物繊維の働き以外に、納豆のネバネバも血糖値上昇の抑制に関係しているのかも知れません。

納豆かけご飯は、たんぱく質の摂取はもちろんのこと、ご飯を食べて上がる血糖値の上昇も穏やかになるので、糖尿病の予防、また改善には打って付けの食事だと思います。
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