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高血圧に温泉は効果があるのか? [高血圧]

寒いこの季節、ゆっくり温泉にでも行きたい気分になります。
東日本大震災の折り、電気・水道が止まり入浴できなかった時は、よく近くの温泉に行ったり、またバスで送迎し招待してくれた温泉もありました。
招待してくれた温泉には本当に感謝してますし、機会があったら何とか恩返ししたいと思っています。
さてそこで温泉は高血圧の予防・改善に効果があるのか僕なりに考えてみたいと思います。

温泉が高血圧の方に良い点はというと
・温泉に入ることによって、血管が拡張し、血行も促進されることから血圧が下がる。
これは以前の調査によると、38~39度のぬるま湯に20分以上入ると、150mmHgあった血圧がおよそ20mmHgくらい下がるそうです。
(ただこの血圧を安定させるには毎日温泉に入らなければならなくて、温泉に2、3日入ってくらいでは高血圧を改善するまでにはいきません。)
※40度以上の熱い温泉に入ると、血圧が急激に上昇するおそれがあり返って心臓に負担をかけるので注意が必要です。
血行を促進させるという点では、単純二酸化炭素泉(単純炭酸泉)、硫黄泉、硫酸塩泉なども効能としてあげています。

・温泉に入りリラックスできることから、疲労も回復しストレスも解消でき、結果、高血圧の方には良いと思います。
日頃のストレスが高血圧の原因になっている場合も多いのでこれは効果的です。

・特に酸性の温泉は副交感神経を刺激し血圧を下げる効果があることを、名古屋市立大医学の研究チームがマウスによる実験により解明しています。
(高血圧の薬にもこれと同じ作用をするものもあります。)
酸性の温泉というと、玉川温泉(秋田)・蔵王温泉(宮城)・草津温泉(群馬)などが有名です。
(酸性の温泉はその強力な殺菌力から皮膚病特にアトピー性皮膚炎の治療に効果があることでも知られています。)

まあ総じて、ぬるめの湯にのんびりと浸かることが高血圧の人にとっては効果があるということなのでしょう。
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