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日本の食糧廃棄に思う

日本では年間約2000万トンもの食糧が捨てられているそうです。

この量は、震災で出た岩手県と宮城県のガレキの総量を上回ってします。

なんと凄まじい量なのでしょう。

ちなみに現在の推定ガレキ量は、岩手県 約500万トン

宮城県 約1200万トン です。

ガレキの処分に関してもそうですが、この捨てられる食料についても、

もっと関心を持たないといけないのではないでしょうか。

確かに、捨てられる食料の多くは、家庭から出る生ゴミですが、

この2000万トンの4分の1に当たる500万トンくらいは、

まだ食べられるのに捨てられる食料なのです。

僕はコンビニに勤めていますが、毎日、お弁当・おにぎり・パン・デザートなど、

沢山の食料が廃棄されます。

いつも、こんなことでいいのかなあ、と思ってはいるのですが。

コンビニのお弁当を例に挙げて見てみると、

お弁当を豊富に陳列し、お客さんの購買意欲をそそり、

結果、売り上げアップにつなげる、

という考えが根底にあるため、

どうしても廃棄覚悟で多めに仕入れてしまう、傾向があります。

それと、もしお弁当が足らなくなり、結果、他店にお客の足を運ばせてしまう、

ということを避けるために多めに仕入れるということもあります。

また、チェーン店の本部自体もそういう指導をしてるから、

尚のこと廃棄が多くなります。

(この廃棄に関しては、ほとんどのコンビニでは、その店の経営者自身の負担となり、

極端に言えば、チェーン店本部にとっては、いくら廃棄が出ようが、痛くもかゆくもありません)

まあ、コンビニを例に挙げてみましたが、他のスーパーなどでも同じようなことが言えると思います。

僕たちは、『物を大切にする』ということを教わってきたはずです。

世界で、飢えている人たちが9億人以上いると言われている今、

もう一度、食料を大事にする、大事に使うということを、

僕自身、身の回りのことから考えてみたいと思います。

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