田舎で『出会い系サイト』

僕の同僚に、出会い系サイトに夢中の佐藤君(３２才仮名)という人がいます。

こんな岩手の田舎にも『出会い系サイト』なるものが進出してきてるのかあ。

ちょっとビックリ。

『トーガさん、これが今の彼女です。』と、見せられた写メ。

可愛らしい端正な顔立ちの女の子が、まるでモナリザのように手を組んで写っている。

まるで見合い写真のよう。

しか～し、まだ会ったことがないらしい。

一度も会ったことがないのに彼女かやー？

佐藤君が言うには、前の彼女(出会い系サイトの中の)は、なんと、

約束したデートの日の前日に、交通事故に会い、亡くなったらしい。

なんとも悲しい話である。

というか、おそるべし、出会い系サイト！


そう言えば、僕に写メを見せた彼女とは、今日、土曜にデートすると言ってたなあ。

まあ、佐藤君が彼女と会うことはないでしょう。

所詮、「サ〇ラサクー」なんだから。


でも、佐藤君に夢と希望を与え、佐藤君も楽しそうにメールしてるのを見ると、

それはそれでいいのか、出会い系サイト！

ん～ん、でも、後からくる請求額がコワーイ！　

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