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酸性食品の過剰摂取は、やはり体に悪い [健康長寿]

 酸性食品はというと、肉類を筆頭に、魚類・穀類・砂糖・卵などがあります。

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なぜこういう酸性食品の過剰摂取は体にとって良くないのでしょうか。

結論から言うと、血液(血中)のPH濃度を酸性にするからです。

人の血液(血中)のPH濃度は、PH7.4±5と恒常的に一定に保たれています。
少しアルカリ性に保たれているのです。

アルカリ性ということは、OH-(水酸イオン)がH+(水素)イオンよりも多い状態にあるということです。

私達の体の細胞では、細胞内で常に代謝が行われており、その副産物としてH+イオンを排出しています。

このいらなくなったH+イオンを体内に排出するため、血液(血中)のOH-イオンが必要になります。

ザックリと、H++OH-⇒H2O になり、尿として体外に排出する、と考えれば分かりやすいと思います。

ですから、血液(血中)のPH濃度はOH-イオンが多く存在するアルカリ性でなければならないのです。

それなのに、酸性食品を過剰摂取したらどうなるでしょう。

血液(血中)にはH+イオンが多くなり、細胞内の代謝で不必要になったH+イオンを体外に排出できなくなってしまいます。

だからといってH+イオンを体外に排出しないわけにはいきません。

無理に排出しようとするため、腎臓に負担がかかったり、骨を溶かしてCa(カルシウム)を使って排出するという、健康にとってかなりの悪影響の働きをしなければならなくなります。

普通は、例えば、肉類を食べるときは一緒にアルカリ性である野菜等も食べているので、この状況は生まれないのですが。

肉類だけを過剰に摂取すると、体内でこういう状況が起こり、健康を害することになります。

肉類などの酸性食品を食べるときは、野菜などのアルカリ性食品も一緒に食べ、血液(血中)のPH濃度を中和させるよう心掛けなければなりません。

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高血圧予防・改善 塩分の取り過ぎ? [高血圧]

「高血圧予防・改善のために、塩分の取り過ぎに注意しましょう」とは、よく言われることです。

私達は普段の食生活において、そんなにも塩分を過剰摂取しているでしょうか?

塩や醤油など調味料として、使う場合がほとんどです。

塩分.jpg

塩をそのまま食べてる人はいないでしょう(笑)

工場で働いていた頃、猛暑のときなど、倒れるといけないから、塩を舐めながら仕事をしたことがあります。

人間の生命維持には、水はいうまでもなく、塩もまた、細胞に栄養を運ぶという重要な役目をもっています。

正確には、塩というよりもナトリウムといった方が良いでしょうが。

人間の体は、ナトリウムとカリウムのバランスで成り立っているといっても過言ではないと思います。

しかし、ナトリウムが多いことによって主に高血圧などを招きます。

なぜこうも、塩分の取り過ぎに注意、といわれるようになったのでしょうか?

僕が思うに、『塩分の取り過ぎに注意』というよりも、カリウムを多くとるように、と言った方が良いと思います。

カリウムは体内の余分な塩分を排出してくれるからです。

ということは、カリウムを多く含む食材、

納豆などの豆類、ほうれんそう・キャベツなどの野菜類、バナナ・キウイなどの果物、海藻類になります。

結局、塩分を控えることに気を使うよりも、日常の食事の際、カリウムを含む食材を多く食べるよう心がけた方がいいんじゃないの、と僕は言いたいのです。

なんか、こうして書いてみると、なんか、当たり前のことになってしまったなあ(笑) 

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高血圧予防・改善に酢の効果・効用は [高血圧]

今日は、酢が高血圧の予防・改善に良いということを書いて見たいと思います。

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さて、酢はどうやって作るかというと、

お酒(穀物酒・果実酒等)に酢酸菌を加えて発酵させて作ります。

酢はほとんどが水で、酢酸は約4パーセントくらいです。

酢の酸味や刺激臭はこの酢酸によるものです。

酢をビネガーといいますが、これはフランス語では、「酸っぱいお酒」という意味だそうです。


酢の高血圧予防・血圧を低下させる働きとは、正確には酢酸の働きになりますが。


・血中のコレステロール値を下げたり、中性脂肪の脂質を減少させてくれます。

 いわゆる、これのよって血液がサラサラになります。

 このことは、臨床実験で確認されています。


・血管を拡張させてくれます。

 酢酸が体内でエネルギーとして使われるとき、アデノシンという代謝物質を出しますが、

 このアデノシンに血管を拡張させる働きがあるのです。

その結果、血液の流れがスムーズになり血圧が下がります。


以上の2つの酢酸の働きが、酢が高血圧予防に良く、血圧を低下させることになります。


よく、酢には減塩の効果があるといいますが、酢酸自体には、体内の余分な塩分を排出するといった働きはありません。

正確には、酢を調味料として料理に使うことによって、塩味を抑えて塩分を控えることができ、結果減塩につながるということです。


酢を大さじ1杯ずつ毎日飲むと、6週間後には血圧が下がっているそうです。

高血圧でお悩みの方は一度試してみてはいかがでしょうか。

でも、酢をそのまま飲むのは体に悪いので、水で10倍くらいに薄めて飲んでください。

酢酸の効果に変わりはありませんので。

ハチミツを混ぜて飲むのもいいかと思います。

暑い日には、氷を入れて飲むのもいいですね。

酢には、この他に、殺菌作用や疲労回復の働きもありますが、

今回は高血圧に良いということに絞って書いてみました。

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高血圧予防・改善に納豆の効果・効用 その2(塩分排出) [高血圧]

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昨日書いた、『高血圧と納豆 その1(血液サラサラ)』に続く、その2です。

高血圧の原因の1つに、塩分の取り過ぎがあります。

塩分(塩化ナトリウム)を取り過ぎると、細胞内のナトリウムが増えることになります。

この増えた細胞内のナトリウムの悪影響で、血管を収縮させ、血圧抵抗も高くなり、

結果、血圧が上がることになります。


『高血圧と納豆 その2(塩分の排出)』

納豆の原料になる大豆には、他の食物の5~10倍以上のカリウムが含まれています。

(ただし、海藻類だけは、大豆と同じくらいか、それ以上のカリウムが含まれています。)

主な食物の100g当たりのカリウム含有量を書いてみると、

大豆1900mg ジャガイモ410mg 大根230mg たまねぎ150mg

さんま80mg 卵50mg りんご110mg 牛乳150mg 豚肉50mg

焼き海苔2400mg 干しひじき4400mg  です。

ですから、大豆を原料とする納豆もカリウムを多く含む食品ということが言えます。

さて、このカリウムには、体内の余分なナトリウムを腎臓を通して排出する働きがあるのです。

このことが、納豆を食べると余計な塩分を体内から排出でき、高血圧の方には良い、と一般的に言われている所以です。



  
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高血圧予防・改善に納豆の効果・効用 その1(血液サラサラ) [高血圧]

僕が高血圧について関心を持つようになったのは、母が高血圧で通院しているからです。

これまでもブログで、塩麹やたまねぎが高血圧の方に良いということも書いてきましたが、興味のある方は是非ご覧になってみてください。

さて今回、納豆と高血圧に関して考えてみる、その1です。

納豆.jpg

『納豆は血液をサラサラにする』ことを知っていますか。

その前に、血液をサラサラにするというのはどういうことかというと、

簡単にいうと、

「血液中の血栓を溶かして、血液の流れを良くする」ということです。

  (血栓とは、血管内で血液が固まった状態で、脳梗塞・心筋梗塞の原因となり、高血圧の要因にもなっています。)

納豆には、ナットウキナーゼとブロウキナーゼ活性化酵素という2つの酵素があります。

この納豆独自の酵素の働きで、血栓を溶かし、血液をサラサラにしてくれるのです。

納豆をよくかき混ぜ、粘りを多くした方が効果があるそうです。

まあ納豆というと、一般的には、朝食でよく食べますが、血栓は寝てる間に多くできますので、夕食で納豆を食べると、効果が高くなると言われています。

納豆のナトウキナーゼとブロウキナーゼ活性化酵素の働きは9時間程持続するそうです。

以上のことが納豆を食べると血圧を下げることに繋がります。

ところで、「血液をサラサラにする」というので、まず思い浮かべるのがタウリン(アミノ酸の1種)です。

タウリン1000mg配合リポビタンD.、で有名ですが。

僕も仕事中疲れた時などに良く飲みます。

ではこのタウリンはというと、

血液中の悪玉コレステロール(簡単にいうと、悪い脂質)を溶かし、血液の流れを良くします。

納豆とタウリンは、同じように血液をサラサラにするにしても、溶かす物質が違うんですね。

参考までにいうと、タウリンは魚介類の多くに含まれていまし、体内でも作られます。

(習慣的に栄養ドリンク等でタウリンを取っていると、体内でタウリンを作る力が弱くなるそうなので、気を付けてください。)

ハマグリ1個当たりには、リポビタンDと同じくらいのタウリンが含まれています。

次回、納豆と高血圧 その2では、他にもある、納豆の高血圧の方に良い点を書いてみたいと思います。

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