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慢性腎不全とカリウムの少ない野菜 [慢性腎不全]

僕の80歳を過ぎた母は、高血圧は元より慢性腎不全で現在通院中です。
高血圧にしろ慢性腎不全にしろ、今以上に良くなるということはなく、
なんとか薬で現状を維持しているといったところです。

特に慢性腎不全に関してはほんとにやっかいな病気で、かなり食事に気を配らなければなりません。
とにかく腎臓に負担をかけないよう、お茶や薬を飲む際のお湯を含め、
一日に摂る水分の量はペットボトル1本500cc以内に抑えるようにしています。
医師からの一日の水分制限は特に言われていませんが、経験上そうした方が体のむくみもなく調子が良いみたいです。
もちろん塩分もかなり控えています。
食事の際も味噌汁ではなく、ほうじ茶を飲んでいます。

その他に慢性腎不全の方が気を付けなければならないことは、
カリウムの摂りすぎに注意をすることです。
腎臓が悪いと体内のカリウムをうまく排出できなくなります。
体内のカリウムが過剰の状態になると、心臓に負担がかかり、
不整脈しいては心不全を引き起こしてしまう可能性があるからです。

医師からは、『野菜をあまり多く食べ過ぎないように。』と言われています。
確かに野菜にはカリウムを多く含む物がたくさんあります。
あと納豆を筆頭に豆類もカリウムを多く含んでいます。

慢性腎不全の方はタンパク質を取り過ぎてもいけないため、
肉や魚もあまり多く食べてはいけない、それにもって野菜も多く食べてはいけないでは、
いったい何を食べればよいのやら途方にくれてしまいます。

そこでカリウムが少ない野菜はどんな物があるか、
慢性腎不全の方でもあまり気にしなくてもよい野菜はあるのか調べてみました。

一般的に食べられていてカリウムが少ない野菜はというと、
・きゅうり、もやし、なす、たけのこ、たまねぎ等になります。

これらの野菜に含まれているカリウムの量は、
100g中100mg以下ですので、慢性腎不全の方でも比較的安心して食することができると思います。

たけのこはまさに今が旬ですし、これからの季節はきゅうりやなすも美味しくなります。
もやしはいつも安価で手に入りますし、たまねぎは高血圧の方にももってこいの食材です。

慢性腎不全の方は、頭から野菜はすべてダメと決めつめるではなく、
このようなカリウムが少ない野菜を中心に献立を考えてみるのも良いと思います。

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腎臓に負担をかけない食生活とは [慢性腎不全]

腎臓の働きを一言でいうとしたら、それは、『血液の成分の調整』言い換えれば、『血液をきれいにする』ということになると思います。

その血液の成分の調整が不完全のものであったとしたら、僕たちは即座に様々な病気を発症することになります。
そして腎臓が働かなくなったら僕達の命も数日で終わってしまうでしょう。
近年、人口透析をする人が多くなっています。
腎臓が弱り、また障害を持ち働かなくなった腎臓の代わりに、機械で自分の血液の成分を調節するものです。
一旦人工透析を始めると、途中で止めることはできなくなり、一生続けなければなりません。
(若年の方であれば、腎臓移植をするという方法もありますが。)
これは人工透析をする本人はもちろんのこと、家族にとってもかなりの負担になります。

では腎臓が悪くならないようにするにはどうしたら良いのでしょうか。
それは腎臓に負担をかけないようにするということです。
腎臓に負担をかけないよう食生活の上で注意することと言えば、
大きく2点あると思います。

①塩分・水分を取り過ぎない。
腎臓には塩分や水分を体外に排出する働きがあるのはご存知の方も多いでしょう。
塩分や水分を多く取り過ぎると、それだけ腎臓に負担をかけることになります。

高血圧の方の一日の塩分摂取量は、一日当たり6g以下と言われていますが、
とにかく塩分は摂らないよう神経質になるくらいの方が良いと思います。
味噌汁を飲んだり、漬物を食べるなんて持ってのほかと考えた方が良いでしょう。
(そのくらいの気構えが必要ではないでしょうか。)
ちなみに腎不全がひどくなってきた僕の母は、今まで毎食飲んでいた味噌汁の代わりに今では毎食ほうじ茶を飲むようになりました。
(緑茶でも構わないのでしょうが、ご飯にはほうじ茶の方が合うみたいです。)

一日の水分の摂取にも気を付けなければなりません。
では具体的にどのくらいの量で抑えればよいのかというと、
天気や気温、運動量によって違いがでてくるとは思いますが、
普通に生活している分には、一日当たりペットボトル1本500ccくらいに抑えるのがベストなのではないかと考えます。
慢性腎不全で通院中の僕の母は、水分を取りすぎるとすぐに体中がむくんでしまいます。
でも一日に摂る水分を500cc以下にするようになってからは、
以前に比べると体の調子が良くなった感じがするからです。
(この一日に摂る水分の中には、お茶はもちろん、薬を飲むときのお湯の量までも含んでいます。)


②タンパク質を取り過ぎない。
主に肉や魚等からタンパク質を摂りますが、体内で摂取されたタンパク質の約70パーセント以上が老廃物として体外に排出されます。
その老廃物を排出して血液をきれいにするのが腎臓の重要な働きです。
それゆえ、タンパク質を食べ過ぎるということは、腎臓に過度の負担をかけるということになります。
人間が生きていく上で必要なタンパク質の量は、
『体重×0.6g』と考えられています。
体重60kgの僕であれば、60×0.6g=36gということになります。
腎臓の負担を軽くするためにも是非一日に取るタンパク質の量はこれ以下にしたいものです。

腎臓に負担を掛けないよう考えるのならば、タンパク質を多く含んでいる、
・肉、魚、卵、牛乳は摂取するにしても少量に抑えたいものです。
幸いお茶碗一杯のご飯にもたんぱく質が約6gは含まれていますので、
タンパク質が足りなくなるということはないと思います。

以上の他にも腎臓が悪くならないよう気をつけなければならない食べ物、
また生活習慣等が数多くありますが、なかなかそれらすべてに気を配ることは大変なことです。
せめて上記の2点だけでも注意して日常を送ってみてはいかがでしょうか。


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血圧を下げる食べ物・食材ベスト3 [高血圧]

僕が自分自身の頭で考えた血圧を下げる食べ物・食材ベスト3は、

たまねぎ・・・血液中の悪玉コレステロールを低下させるとともに悪玉コレステロールが血管に付着するのを防いでくれる。
血管年齢若返り!たまねぎは高血圧予防・改善に絶大なる効果』参照

ワカメ・・・塩分の吸収を抑えるとともに血液中の塩分を体外に排出する働きがある。
また血液中のコレステロールを低下させる。
高血圧予防にワカメを 続編』参照

・・・血管を拡張させるとともに血液中のコレステロール・中性脂肪を低下させる。
高血圧予防・改善に酢の効果・効用は』参照

たまねぎを一番に上げた理由としては、食事で最も多く食べる食材であり、また、たまねぎにはケルセチンと硫化アリルという、血圧を下げるのに重要な働きのある成分が二つ含まれているからです。
僕は焼肉等を食べる際は、生のたまねぎを薄くスライスしたものを意識的に多く摂るように心掛けています。

ワカメは塩分過多・濃い味を好む人には絶対お勧めで、塩分を排出する食べ物としては一番だと思います。
生で食べるのが一番効果的です。
僕のうちでは、なぜかカレーを食べるとき絶対生のワカメが出てきます。

酢は毎日飲むことによって血液が下がるのを一番実感できるのではないでしょうか。
血圧を下げるのに即効性があると思います。
毎日血圧を測るのが楽しみになるはずです。

今の時点での僕が思う『血圧を下げる食べ物:食材ベスト3』を書いてみましてが、異論も多いはずです。

これからまだまだ勉強していく中で変わってくることもあると思います。
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