SSブログ

酒粕(さけかす)で作る甘酒にはアルコールが含まれている.

酒粕(さけかす)にお砂糖を加え、お湯で割って作る甘酒にはアルコールが含まれています。

もともと酒粕とは、酒米いわゆるもろみを搾って日本酒を取った後に残る固形物です。
その固形物である酒粕には、その時点で約8%ものアルコールが含まれています。
この酒粕にお湯を入れて加熱したとしても、酒粕に含まれている全てのアルコールが蒸発してしまうことはありません。
わずかですがアルコールが残ってしまいます。
ですから、酒粕で作った甘酒を飲んで自動車等を運転すると、飲酒運転または酒気帯び運転になる可能性がありますので、絶対してはいけません。

それじゃあ、スーパー・コンビニ・自販機等で販売されている、酒粕が含まれている甘酒はどうなのか?
というと、例えば下記の甘酒ですが、
甘酒 缶.jpg
この缶の甘酒にも酒粕が入っており、アルコールも含まれていますが、
アルコール分は1%未満なのです。
アルコール分が1%未満のものは酒類には分類されないため、
清涼飲料水として販売されているのです。
これにしても量を多く飲めば、飲酒運転また酒気帯び運転で捕まる可能性があります。

追記 酒粕から作る甘酒に対して、
お米またモチ米に米麹を加えて発酵させて作る甘酒もあります。
この甘酒の場合は、日本酒を造る場合と違い、アルコールを発生させる酵母菌を加えないため、アルコールは含まれていません。

nice!(9)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。