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栄養ドリンクの副作用を考える

現在、様々な栄養ドリンクが販売されています。
僕自身、疲れた時などよく飲んでいますが。

さて、その栄養ドリンクに副作用はあるのでしょうか?
副作用というと、体・健康に悪影響を与える要素があるのかということになりますが。

一般的に広く知れ渡っていて、一番多く飲まれているであろう、栄養ドリンク『リポビタンD』に焦点を当てて考えてみたいと思います。

『リポビタンD』の成分を解りやすく書いてみると、

タウリン ・・・・・・・1000mg
イノシトール ・・・・・50mg
ニコチン酸アミド・・・ 20mg
ビタミンB1・・・・・・ 5mg
ビタミンB2・・・・・・ 5mg
ビタミンB6・・・・・・ 5mg
カフェイン・・・・・・ 50mg

タウリンは、タコ・イカなど魚介類に多く含まれるアミノ酸の一種です。
イノシトールは。柑橘系の果物・豆類に多く含まれるビタミンの一種です。
タウリン・イノシトール共に肝機能の働きを良くし、血液をサラサラにすろという効果があります。
また余分になったタウリン・イノシトールは尿として排出されますので、副作用の心配はありません。

ニコチン酸アミドは、ナイアシンの一種で牛や豚のレバー・鶏のささ身また魚に多く含まれています。
タバコに含まれているニコチンとは全く作用が違い、血管を拡張させ血流を良くしたり、糖質・脂質をエネルギーに変えるという働きがあります。
ただニコチン酸アミドは、一日に3g以上摂取すると肝臓に障害をもたらすといわれていますが、
その量はリポビタンDを150本飲んだ量に匹敵しますので副作用としては考えるには到底及びません。

ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6に関しては副作用が考えられないし、量も少ないので省略します。

カフェインは、コーヒー・紅茶・お茶に含まれているのは知っていることでしょう。
カフェインは交感神経を刺激し主に覚醒作用また利尿作用があります。
栄養ドリンクを飲むと元気になるというのはこのカフェインの効果だと考えられています。

このカフェインが栄養ドリンクの副作用の問題点になります。
カフェインの副作用としては、色々と挙げられており列挙してみると、
睡眠障害・不安感、焦燥感の誘発・頻尿・不整脈・胃腸障害・肩こり・頭痛などなど。
しかし実際、カフェインの副作用が顕著に出るのは、カフェインを一度に500mg以上摂取した場合と考えられています。

カフェインはこのリポビタンD100mlには50mg入っていますが、他の飲み物では、
緑茶・紅茶150mlに約30mg、インスタントコーヒー150mlに約60mg入っています。
このことから考えても栄養ドリンクに含有されているカフェインの量が他の飲料より特別多いとは言えず、副作用の問題にはならないと思います。

僕なんかはインスタントコーヒーと缶コーヒーを合わせて一日10杯くらい飲んでいます。
この何十年と水の代わりに飲んでいるようなものですが、特に健康面で異常があるわけでもないし、コーヒーに入っているカフェインの副作用に関しては意識したことがありません。
でも利尿作用は実感してるかなあ。

以上のことから、『栄養ドリンク飲んでも副作用の心配をする必要はない。』と言えるでしょう。

ただあくまでも、栄養ドリンクの用法・用量にも書いていますが、
『成人(15才以上)1日1回1本(100mL)を服用』した場合においてのことです。


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