納豆は血糖値の上昇を抑制する [糖尿病予防]
納豆には血糖値の上昇を抑制する効果があります。
時々ネット上で、『納豆は血糖値を低下させる。』という記述を見かけますが、
食品は多かれ少なかれ糖質を含んでおり、血糖値を下げる食品などというものは存在しません。
納豆も100g中約5gの糖質を含んでいるため、納豆を食べても血糖値は上昇します。
しかし、納豆のGI値(血糖値の上昇を表す指数)は33と低く、
食パン95.精白米88と比べると、かなり血糖値が上がりにくい食べ物です。
さてこの納豆には、食後の血糖値の急激な上昇を抑える働きや、
日頃の血糖値の上昇を抑制する働きがあります。
納豆が血糖値の上昇を抑制する要因は、
◎納豆は水溶性食物繊維を豊富に含んでいる。
①水溶性食物繊維は水に溶け粘性がありますので、
胃から腸へ移動するのに時間がかかります。
またその粘性のために、腸が糖質を吸収するのにも時間がかかるようになります。
②もちろん水溶性食物繊維は消化酵素では消化(分解)されません。
腸内細菌の働きにより腸が吸収できるほどに分解されます。
それゆえに腸が吸収するまでに時間がかかります。
この2点において、水溶性食物繊維は食後の血糖値の急激な上昇を抑えてくれるのです。
◎納豆菌が腸内のブドウ糖の量を減らしてくれる。
納豆は大豆を納豆菌で発酵させた食品です。
納豆菌はとても強い細菌で、120度以上で加熱しないと死滅しないし、
また胃酸にも強いため生きたまま腸まで届きます。
(普通の乳酸菌等は胃酸によって死滅してしまい生たまま腸まで届きません。)
そして、腸内で納豆菌のエサになるのがブドウ糖なのです。
納豆菌は一週間腸内に留まり、その間は納豆菌がブドウ糖を食べてくれるため、
腸から吸収されるブドウ糖の量も通常よりは減りますので、血糖値の上昇を普段より抑えることができます。
納豆菌は一週間経つと体外に排出されますので、一週間に一度は納豆を食べるようにすれば、
血糖値の上昇を普段よりは低く抑えることができるでしょう。
納豆は高血圧の予防・改善に効果があることは以前ブログでも書きましたが、
『高血圧予防・改善に納豆の効果・効用 その1(血液サラサラ)』
『高血圧予防・改善に納豆の効果・効用 その2(塩分排出)』
これに加えて、納豆を食べることは糖尿病の予防・改善にも効果があると思われます。
時々ネット上で、『納豆は血糖値を低下させる。』という記述を見かけますが、
食品は多かれ少なかれ糖質を含んでおり、血糖値を下げる食品などというものは存在しません。
納豆も100g中約5gの糖質を含んでいるため、納豆を食べても血糖値は上昇します。
しかし、納豆のGI値(血糖値の上昇を表す指数)は33と低く、
食パン95.精白米88と比べると、かなり血糖値が上がりにくい食べ物です。
さてこの納豆には、食後の血糖値の急激な上昇を抑える働きや、
日頃の血糖値の上昇を抑制する働きがあります。
納豆が血糖値の上昇を抑制する要因は、
◎納豆は水溶性食物繊維を豊富に含んでいる。
①水溶性食物繊維は水に溶け粘性がありますので、
胃から腸へ移動するのに時間がかかります。
またその粘性のために、腸が糖質を吸収するのにも時間がかかるようになります。
②もちろん水溶性食物繊維は消化酵素では消化(分解)されません。
腸内細菌の働きにより腸が吸収できるほどに分解されます。
それゆえに腸が吸収するまでに時間がかかります。
この2点において、水溶性食物繊維は食後の血糖値の急激な上昇を抑えてくれるのです。
◎納豆菌が腸内のブドウ糖の量を減らしてくれる。
納豆は大豆を納豆菌で発酵させた食品です。
納豆菌はとても強い細菌で、120度以上で加熱しないと死滅しないし、
また胃酸にも強いため生きたまま腸まで届きます。
(普通の乳酸菌等は胃酸によって死滅してしまい生たまま腸まで届きません。)
そして、腸内で納豆菌のエサになるのがブドウ糖なのです。
納豆菌は一週間腸内に留まり、その間は納豆菌がブドウ糖を食べてくれるため、
腸から吸収されるブドウ糖の量も通常よりは減りますので、血糖値の上昇を普段より抑えることができます。
納豆菌は一週間経つと体外に排出されますので、一週間に一度は納豆を食べるようにすれば、
血糖値の上昇を普段よりは低く抑えることができるでしょう。
納豆は高血圧の予防・改善に効果があることは以前ブログでも書きましたが、
『高血圧予防・改善に納豆の効果・効用 その1(血液サラサラ)』
『高血圧予防・改善に納豆の効果・効用 その2(塩分排出)』
これに加えて、納豆を食べることは糖尿病の予防・改善にも効果があると思われます。