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理に適った魔法のだし『ベジブロス』の抗酸化パワー:NHKゆうどきネットワークを見て

今日のNHKゆうどきネットワーク生活向上委員会では、
『ベジブロス』を取り上げていました。

『ベジブロス』という言葉は僕自身初めて耳にしたものですが、
ベジタブル+ブロス(野菜+だし)の略です。

基本的には料理に使った野菜の余った部分、普通は捨ててしまう野菜の屑を煮込んで作るスープのことみたいです。

普段は生ゴミとして捨ててしまう野菜の屑を、料理酒を少々加えた水で20~30分程度煮込むと出来上がります。
(料理酒を入れることによって臭みが取れるそうです。)

この野菜のだし、ベジブロスは栄養の宝庫と言っても良いでしょう。

野菜の屑として捨ててしまう、例えば、人参の皮・玉ねぎの外側の皮、長ネギの青い部分には、
実は実際食べる部分の数倍のポリフェノールやカロチンが含まれています。
植物は紫外線や外敵から身を守るため、外側の皮に抗酸化力の強い成分を多く含んでいるのです。

この野菜の屑となる部分を水で煮込むことによって、
強い抗酸化力を持った成分や旨味成分が水に溶け、
健康に良い美味しい『ベジブロス(野菜のだし)』が誕生するのです。

このベジブロスですが、どのように使用するかというと、至って簡単で、
普段料理に使う水の代りに用いるのです。

味噌汁に使っても良いし、カレーやミネストローネなどなど、
兎に角水の代りに使うことによって、料理の旨味は増すし、栄養も豊富になります。
少々調味料を加えて、そのままスープとして味わうのも有りです。
またベジブロスで炊き込みご飯を作っても良いでしょう。

番組を見て、一番興味深かったのは、幼稚園児の給食にベジブロスを使うようになってから、
園児が風邪で休み日数が、以前は園児一人当たり年間6日間くらいだったのが、1日になったという幼稚園の園長のお話でした。
(番組内ではグラフを用いて説明していました。)

ベジブロスに含まれる抗酸化力の強い成分が、風邪を引きにくくしたり、風邪の治りを早めるためだろう、
と番組内では説明していました。

確かに様々な体に良い成分が沢山詰まっている野菜の皮などを生ゴミとしてただ捨てるのはもったいないことです。

『ベジブロス』、多いに勉強になりました。

詳しい情報は、NHKゆうどきネットワークホームページ『http://nhk.jp/you-doki』をご覧になってみて下さい。

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