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ご飯を食べないとガンは治るのか?

タイトルにはご飯と書きましたが、正確には
『ご飯、パンを含む炭水化物(糖質)を摂らないとガンは治るのか?』
ということです。

昨年のアメリカCBNのニュースのガン治療の特集の中で、
3名の異なる医師から「転移性のガンで余命3ヶ月」と宣告された中年の男性が、
炭水化物(糖質)を全く摂らない食事療法の話を聞き、
実践したところ、ガンが消えてしまったとの事。
そして、一年以上経ってもガンの痕跡がないという。
(これはあくまでも一人のガンにかかった方の例ですので、全てのガン患者に言えることではないのですが。)

炭水化物(糖質)を摂らないとガンは治る、言い方を換えれば、ガン細胞が死滅する。

この考えの根拠となるのは、

ガン細胞はブドウ糖を取り込み増殖します。
ガン細胞が増殖するには正常な細胞が必要とする何十倍ものブドウ糖を必要とします。
ですからガン細胞はブドウ糖がなければ増殖もできず死滅してしまうのです。
そのためにブドウ糖になる炭水化物(糖質)を摂取しなければよいということです

血液中のブドウ糖が足らなくなると、人間の体は肝臓で脂肪からブドウ糖を作り出し、
体内の細胞に供給します。そのため炭水化物(糖質)を摂らなくても人間は活動できるのです。
炭水化物(糖質)はたんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルと並ぶ五大栄養素の中の一つですが、
正常な細胞にとっては必須栄養素ではありません。

そしてこの肝臓で作り出されるブドウ糖ですが、ガン細胞は正常な細胞と異なり、このブドウ糖を取り込むことができないのです。
このことが炭水化物(糖質)を全く摂らなければガンは死滅するという考えの根拠になっています。

糖尿病患者の方で実践することの多い糖質制限食の究極版のような感じがしますが、糖質を全く摂らないという点で、全く違う食事療法です。

もし僕が、『ガンで余命3ヶ月』と宣告されたら、
生きることに執着心の強い僕のことだから、
好きな物を食べ、好きな事をするよりも
一か八か、炭水化物(糖質)を全く食べないという食生活をすることでしょう。

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