SSブログ

糖尿病の予防に糖質0のビール・発泡酒を考える [糖尿病予防]

近頃は様々なメーカーから糖質0のビール・発泡酒が発売されるようになりました。
糖質0のビール:発泡酒も原料としては、大麦・麦芽・ホップに大豆またはコーンを使っています。
ビール・発泡酒はビール酵母の働きにより、原料をアルコール+水+二酸化炭素に分解しています。
普通は原料に含まれている糖質を完全に分解する前に発酵が止まってしまうため、ビール・発泡酒に糖質が
残ることになります。

糖質0のビール・発泡酒は製造過程でこの発酵:分解がさらに進むように工夫されて作られているため、糖質が0になるわけです。
(栄養表示基準で、飲料では100mL当りで糖質0.5g未満であれば「糖質ゼロ」と表示できるため、糖質0のビール・発泡酒といっても厳密に言えば少しは糖質を含んでいます。)

普通のビール・発泡酒は糖質を大体10~12gくらい含んでいて、カロリーは糖質とアルコールのカロリーを足して140~160キロカロリーくらいとなります。

それに対し糖質0のビール・発泡酒のカロリーは、ほとんどアルコールによるもので大体80~90キロカロリーくらいで、普通のビール・発泡酒の約半分強くらいです。

糖質0のビール・発泡酒を飲んでも糖質が0なので血液中にブドウ糖が吸収されませんので血糖値が上ることはありません。
糖尿病の予防には間違いなく糖質0のビール・発泡酒にした方が良いでしょう。
ただアルコールには食欲を増進させる働きがあるので、普段よりも多く食べてしまったり、つまみを取ってしまったりすると、結局、糖質の過剰摂取になり血糖値の急激な上昇にも繋がってしまうので、ビール・発泡酒を糖質0にした意味がなくなります。

追記 糖質0に限らず、ビール:発泡酒を飲むと、アルコールを肝臓で分解している間は肝臓からのブドウ糖の放出が抑えられるので、血糖値を下げる薬を服用している場合に低血糖を起こす可能性があると言われます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。