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糖尿病予防・改善に玄米食が良い理由は [糖尿病予防]

一般的に糖尿病の予防:改善に玄米食が良いと言われています。

米ハーバード大学の研究チームの20年以上の研究の結果、白米食は糖尿病にかかるリスクを高くし、玄米食は糖尿病にかかるリスクを低くするという報告から裏づけされていると思いますが。
GI値(血糖値の上がりやすさを示す数値)も白米80に対し、玄米50とされています。

ではなぜ白米食よりも玄米食の方が糖尿病の予防・改善、言い換えれば、血糖値の上昇を抑えられるのでしょうか。

白米と玄米を栄養成分で比較してみると、注目すべき2つの成分があります。
それは食物繊維とナイアシン(ビタミンの一種)です。

100g中食物繊維は、白米0.3gに対し玄米は1.4gと多くの食物繊維が入っています。
食物繊維は消化を遅らせ糖質の腸での吸収も穏やかにするため血糖値の急激な上昇を抑えることができます。

100g中ナイアシンは、白米0.2gに対し玄米は3gとかなり多く入っています。
ナイアシンはすい臓から分泌されるインスリンの働きを助け血糖値の上昇を抑えます。

このようにこの2つの栄養成分により、玄米食が白米食より血糖値の上昇を穏やかにし糖尿病の予防・改善に効果的だと言えるのだと思います。

この他にも玄米はビタミンとミネラルを豊富に含んでおり、白米よりは間違いなく健康に良い食べ物だと言えるでしょう。

追記 麦飯にも玄米と同じくらいの食物繊維・ナイアシンが含有されていて、糖尿病の予防。改善に効果が期待できます。


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