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黒いイクラとは?

黒いイクラとは何の事か?

昨日のブログでは黄金のイクラについて書きましたが、
今日は黒いイクラについて書いてみたいと思います。

そもそもイクラとはロシア語で、魚の卵のことをイクラと呼ぶそうです。

ロシアでは鮭の卵を赤いイクラと呼び、

そして黒いイクラとはキャビアのことをそう呼んでいます。

キャビアはトリュフ・フォアグラと並び世界三大珍味と言われています。

キャビアが三大珍味と言われる所以はその希少価値にあります。

キャビアがチョウザメの卵だということは僕でも知ってます。

そのチョウザメですが長寿の魚で、50年以上は生きると思われています。

しかしチョウザメが産卵するまで成長するのに10年以上かかるのです。

そして、そのチョウザメは絶滅寸前なほど数が少ないのです。

ですからそのチョウザメの卵キャビアもかなりの貴重価値になるのです。

チョウザメは見た目からザメの仲間と思われがちですが、サメの仲間ではありません。

サメとの違いはというと、

・えら蓋がない。
・歯がない。
・浮き袋がない。
・腎臓がない。

などです。歯がないので主にエサとなるのは砂の中の貝や海老です。

チョウザメは北半球の寒い海に生息しています。

僕の住む岩手の釜石では、チョウザメを養殖していて『釜石キャビア』として商品化もしていましたが、

震災の津波で施設が全滅してしまいました。

養殖されていた200匹以上のチョウザメもなんとか無事にどこかの海で泳いでいるといいのですが。。

チョウザメを養殖しキャビアが取れるまで、それこそ10年くらいかかるため、

この養殖の事業が再開されることはないみたいです。

日本でも他に数箇所養殖しているところがあるみたいですが、

なんとか頑張って養殖してもらいキャビアを食卓に届けてもらいたいものです。

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