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ケーキが体にとって悪い理由(わけ)は?:美味しさの三大要素が体に悪い理由(わけ)は?

僕達が食べて美味しいと感じる食べ物の三大要素として、
甘いもの・油分が入っているもの・柔らかいものがあります。
なぜそれらの食べ物を美味しく感じるのかというと、

甘いもの・・・糖質が多いため、腸でブドウ糖として吸収されるスピードが速く、
即座にエネルギーとして使うことができます。
活動するにはエネルギーが必要で、そのエネルギーをすばやく得ることができる甘いものを美味しく感じるのは生理的に当然のことだと思われます。

油分が入っているもの・・・脂分=脂質と考えてもいいでしょう。
脂質は脳内麻薬として知られているエンドルフィンの分泌を促す作用があります。
脳内でエンドルフィンが分泌されると、多幸感をもたらし僕達は幸せな気分になります。
それゆえ僕達は油分が入っている食べ物を美味しく感じるのです。

柔らかいもの・・・柔らかいゆえに胃や腸で分解消化する時間が短くて済むため、
甘いものを食べた時と同じようにエネルギーとしてすぐ使うことができます。
また歯で噛むという行動をしなくても済むというのも、柔らかいものを美味しく感じる要素になっていると思います。

これら美味しさの三大要素を全て適えているのがケーキなのです。
そのためほとんどの人がケーキが好きです。
僕もケーキは大好きです。
でもケーキを食べることはありません。
正確にはクリスマスの時に一口食べる程度です。

ケーキは美味しさの三大要素を満たしているため美味しく感じる反面、
僕達の体にとってはかなり悪い食べ物だと言わざるを得ません。

美味しさの3大要素が体に悪い理由を挙げてみると、

・甘いもの・・・多く入っている糖質はブドウ糖として腸で吸収されます。
血液中に吸収されたブドウ糖は、すい臓から分泌されるインスリンの働きにより各細胞に送られエネルギーとして使われます。
すべてのブドウ糖がエネルギーとして消費されれば問題ないのですが、
消費されずに余ってしまうと、中性脂肪として体内に蓄えられ太る原因となります。
また過剰な糖質摂取は血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)を急激に上げることに繋がり、
如いては糖尿病の原因になります。

・油分の入っているもの・・・脂質を摂り過ぎると血液中の悪玉コレステロールが増加し血液がドロドロになります。
ドロドロになった血液は高血圧や動脈硬化をもたらす一番の原因になります。
また脂質は1g当たり9kcalと他の栄養素と比べて高カロリーです。
ちなみに食品成分表のショートケーキは、100g当り344kcal、
ご飯100g当たり168kcalと比べてもかなりの高カロリーな食べ物です。
体内でこのカロリーが消費されないと、脂肪細胞を増加させたり脂肪細胞自身を大きくしてしまい肥満の原因になります。

・柔らかいもの・・・柔らかいものは胃や腸の負担にならなくて良いのではないかと思われがちです。
確かに消化吸収が早いため胃や腸の負担という点だけと考えれば、病状にある時、疲れている時などは柔らかいものを食べることは良いことでしょう。
しかし普段は胃や腸の働きを活発にするということは、老廃物や有害物質を体外に排出するという点でとても重要なことです。
また柔らかいものだと食べても歯で噛むことがなくなります。
歯を噛まないと唾液の分泌がないため口の中の細菌を退治することはできません。
そして脳への刺激もないため脳も活発に活動しなくなります。

このように美味しさの三大要素というのは、本来体にとっては悪い要素と言えます。

ケーキはこの三大要素を全て満たしているので、
ケーキはかなり体にとっては悪い食べ物だと僕は考えざるを得ません。

これからも僕はクリスマスの時にしかケーキは食べないのだろうなあ。

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