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サバの健康上の効果効能は?

サバは『青魚の王様』と呼ばれるほど栄養価が高く、
たんぱく質・脂質・ビタミン類を豊富に含んだお魚です。

サバというと、僕のうちでは焼いたり味噌煮にして食べるのが普通です。
味噌は水に溶けるとコロイド状になり、魚の臭みを消す性質があります。
いったん酢でしめてから味噌煮にすると、より一層臭みが消えます。

さて、このサバの健康に関する効果効能を考えた場合、
特に注目するのがサバの脂質です。
サバの全体の10%以上をしめる脂質には、不飽和脂肪酸である
DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が豊富に含まれています。
・DHA(ドコサヘキサエン酸)は体内で作ることができず、食べ物から取らなければならない必須脂肪酸です
人間の脳や網膜に多く存在してるため、DHAを摂ることは記憶力の低下、また視力の低下を抑える意味でとても重要なことです。
サバには100g中1780mgものDHAが含まれており、魚の中では群を抜いています。
サバ以上にDHAを多く含んでいるのは、アンコウの肝だけです。

・EPA(エイコサペンタエン酸)も体内で作ることができない必須脂肪酸です。
EPAは閉塞性動脈硬化症、高脂血症の治療薬として用いられており、
血液中の善玉コレステロールを増やし悪玉コレステロールや中性脂肪を減少させる働きがあります。
このことによって血液をサラサラに保つことができ、
高血圧・動脈硬化の予防に効果を発揮します。
サバは100g中1200mgもEPAを含んでおり、魚の中ではトップクラスです。

このようにサバが持っている豊富な脂質は、
僕たちの健康に多大な効果効能をもたらすのです。
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