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シナモンで血糖値を下げる:糖尿病の改善に効果 [糖尿病予防]

昨日の記事で、ハゲ対策として僕がシナモンを入れてコーヒーを飲に始めたことを書きましたが、
実はシナモンには血糖値を下げるという明らかな効能があります。

アメリカの糖尿病学会のシナモンに関する研究で、
60人の糖尿病患者に60日間、1,3,6gのシナモンを服用してもらった結果、
いづれの場合も血糖値に大幅な改善が見られたと報告しています。

シナモンには抗酸化作用のほかに、すい臓から分泌されるホルモン『インスリン』の働きを助ける効果があることは以前から分かっています。

シナモンとは熱帯アジアに生息するクスノキ科の常緑樹の樹皮を乾燥させて作られる香辛料です。
アップルパイ、シナモンロール、シナモンティーなどでお馴染みとなっています。
ガムにもシナモンが入っているものもあります。

シナモンの成分はというと、
・シンナムアルデヒド(シンナミルアルデヒド)
・オイゲノール
・タンニン
・MHCP(シナモンエキスとも呼ばれています。)

このシナモンの4つの健康に良い成分すべてが、糖尿病の改善・ 血糖値を下げる効果をもたらしています。

シンナムアルデヒド(シンナミルアルデヒド)
シナモンの成分の半分以上を占めている成分で、
シナモン独特の香りと苦味の元になっています。
毛細血管を修復する働きがあり、血行を促進し血液が抹消血管まで届くようにします。
その特有の香りに胃の働きを活発にし、消化を促進する働きもあります。
また鎮静作用もあり、興奮を鎮める働きもします。

オイゲノール
抗酸化作用に優れ、血管の老化を防止し動脈硬化を防ぎます。
また強い殺菌作用もあり、歯痛の際の痛み止めとしても用いられています。

タンニン
抗酸化作用があり、高血圧や血糖値の上昇を抑制する働きがあります。
また血液中のコレステロールを調整する働きもあります。

MHCP(シナモンエキス)
水溶性のポリフェノール化合物で、インスリンの作用と同じような働きをします。

これらの成分の相乗効果により、シナモンは血糖値を下げたり糖尿病を改善する効果を発揮すると思われます。

血糖値が高いと言われ悩んでいる方、糖尿病を患っている方は、
是非一度シナモンを僕のようにコーヒーに入れて飲んだり、
紅茶に入れて飲んだりしてみてはいかかがでしょうか。
アメリカの糖尿病学会の報告通りですと、2ヶ月でその効果が実感できると思います。

ただしシナモンにわずかに含まれているクマリンやオイゲノールといった成分は、
摂り過ぎると肝臓を悪くしてしまうおそれがありますので、
シナモンの過剰摂取には十分に注意しなければなりません。
一日に1g程度を目安にした方が良いと言われています。

そして妊娠また授乳している女性はシナモンを摂取しない方が良いと唱える人も一部いますので、
万が一のことを考え、そういう方は止めた方がいいでしょう。
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