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風疹(ふうしん)大流行:特に妊娠中の女性は注意を

今日のニュースで、全国的に風疹(ふうしん)が大流行していると報じていました。
なんでも去年の32倍もの勢いだそうです。
風疹とは、ウィルス性感染症の一種で、風疹ウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症です。
発症すると、体中に麻疹(はしか)に似た発疹ができ、その発疹も2~3日で治まることから3日麻疹(はしか)とも呼ばれています。発熱を伴うことが多いです。

風疹の感染はというと、インフルエンザと同じく飛沫感染で、感染した人がクシャミやセキをした際に発するウィルスが付いた唾液が感染の元になります。
風疹に感染してもすぐには発症せず、潜伏期間が2~3週間と長く、発症した前後1週間が感染期間になりますので、知らないうちに感染していた、また知らないうちに感染させていたということになります。
僕も子供の頃に風疹にかかって1週間程学校を休んだ記憶があります。
風疹は1度かかったり、ワクチンを注射すると2度と風疹にかかることはないと言われています。
実際、僕の2人の子供が風疹にかかった時、一緒に寝起きしたのですが僕も他の家族も感染しませんでした。
しかし、歳を取り抗体が弱まったりすると極まれに再発することがあるそうです。

風疹の感染で一番問題になるのが妊娠中の女性への感染です。
妊娠中の女性が風疹にかかると、お腹の中の胎児に影響を及ぼす危険性があるからです。
特に妊娠初期に風疹に感染すると胎児も風疹に感染してしまい、感染した胎児はかなりの確率で先天性風疹症候群を引き起こしてしまいます。
先天性風疹症候群にかかった胎児は、難聴・白内障・心疾患など障害を持って生まれてくる確率が高くて90%ともいわれています。
妊娠中は本人はもちろん周りの方も風疹にかからないよう十分注意する必要があります。

追記 妊娠中は風疹の予防接種を受けることはできません。
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