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高血圧の薬と納豆 [高血圧]

この記事のタイトルには、高血圧の薬と納豆、と書きましたが、

正確には、『高血圧で通院されている方が処方されている薬と納豆』と書いた方がいいかと思います。

薬2.jpg

高血圧の予防には納豆が良い、ということを以前のブログ高血圧と納豆その1高血圧と納豆その2で書きましたが、

今回の記事はそれと逆のことになるかもしれません。

それは高血圧で通院している方が貰っている薬に関して問題にするからです。

高血圧の薬を貰っている方は、お薬手帳を見てもらえれば分かると思いますが、

血圧を下げる血圧降下剤の他に、

『ワーファリン(ワルファリン カリウム)』錠という薬が入っているかと思います。

高血圧の薬の中にはほとんど入っているのではないでしょうか。

このワーファリンと納豆の関係について書いてみたいと思います。

結論から言いますと、

納豆はワーファリンの効果をなくしたり、弱めたりします。』

高血圧の方は、脳卒中にかかりやすいということが言えます。

この高血圧の方が脳卒中にかかるのを予防するためにワーファリンが処方されているのです。

ワーファリンは、血液中の血栓(血の固まり)を作る働きをするビタミンKを壊してくれます。

そして納豆なのですが、なんと、そのビタミンKを多く含んでいて、なおかつ、納豆の中の納豆菌(ナットウキナーゼ)は、腸の中でビタミンKを産出する働きがあるのです。

このことから、ワーファリンと納豆は相反する働きがあるのが分かります。

だから、『納豆はワーファリンの効果をなくしたり、弱めたりします。』ということになるのです。

納豆は高血圧の薬の効果をなくしたり弱めたりするのです。

脳卒中予防の意味でも、高血圧の方は納豆は極力食べない方がいいのではないでしょうか。

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