高血圧予防・改善に納豆の効果・効用 その2(塩分排出) [高血圧]
昨日書いた、『高血圧と納豆 その1(血液サラサラ)』に続く、その2です。
高血圧の原因の1つに、塩分の取り過ぎがあります。
塩分(塩化ナトリウム)を取り過ぎると、細胞内のナトリウムが増えることになります。
この増えた細胞内のナトリウムの悪影響で、血管を収縮させ、血圧抵抗も高くなり、
結果、血圧が上がることになります。
『高血圧と納豆 その2(塩分の排出)』
納豆の原料になる大豆には、他の食物の5~10倍以上のカリウムが含まれています。
(ただし、海藻類だけは、大豆と同じくらいか、それ以上のカリウムが含まれています。)
主な食物の100g当たりのカリウム含有量を書いてみると、
大豆1900mg ジャガイモ410mg 大根230mg たまねぎ150mg
さんま80mg 卵50mg りんご110mg 牛乳150mg 豚肉50mg
焼き海苔2400mg 干しひじき4400mg です。
ですから、大豆を原料とする納豆もカリウムを多く含む食品ということが言えます。
さて、このカリウムには、体内の余分なナトリウムを腎臓を通して排出する働きがあるのです。
このことが、納豆を食べると余計な塩分を体内から排出でき、高血圧の方には良い、と一般的に言われている所以です。
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