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コンビニ店員の裏話2 カキ氷編 [コンビニ店員の裏話]

時は朝7時半

今年初のカキ氷を「食べた」ではなく、「作った」

小学校低学年くらいの女の子と一緒に来たお母さんが、

僕のいるレジの前で、いきなり、

『カキ氷できますか?』

なぁにぃ~、朝からカキ氷かやー!と思いつつも、

『できますよー』とニコリ。

『じゃ、イチゴのください』

「オレ、できるかなあ、一年ぶりだし、去年も2個くらいしか作ってないはず。
 まあ、やってみるか」

氷を機械に入れ、スイッチON。カキ氷が出てきた。

氷を山のようにする。なかなかうまい具合だ。

イチゴのシロップを上からかける。

「だ~、氷の山が沈んで、カップと真っ平らになってしまったー。

まずい、どうしよう(冷や汗)」

その時、そのお母さんの声、(僕には天使のような声に聞こえた)

『氷少なくていいですよー。』

「なんという幸運。セーフ、救われたー。

これで、カキ氷が真っ平らでも問題ナーシ!」

『お待たせ致しましたー。』

何事もなかったかのように手渡す。

「頼むから、僕にカキ氷は頼まないでくれー。」  
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